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やたろう探し

上杉謙信の家臣 鬼小島弥太郎について、考えてみたり調べてみたりする趣味のブログです。

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高柳館(伝・屋敷跡)

伝・鬼小島弥太郎屋敷跡


伝承:地元の伝承では鬼小島弥太郎屋敷跡
発掘結果:出土遺物、築造形態から上杉謙信時代よりももっと遡った中世前半居館跡と考えられている。
その他:関川・矢代川に挟まれた集落にある。館の内・馬場・外堀と言う地名が残っている。


株式会社アルゴスさん(新潟県妙高市東陽町1-1) の目の前の野球場?みたいな広場で、
すぐそばに「やたろう橋」と言う鬼小島弥太郎の名前から取った橋もあります。

  

やたろう橋
鬼小島と思われる武者絵と、鬼小島の逸話が橋に書かれていました。





縄張り図書いてみました。(外側だけ歩いての歩測なので、不正確かも。)

現在はだいぶ開発が進んで、遺構は消えて行ってしまっているようです。
図の上に向かって、坂になって下がって行っています。
長方形になった部分(曲輪)内部は多分平坦のように見えました。

新井市史上巻にもっと広い範囲を描いた縄張り図がありますので、興味のある方は読んでみると楽しいかも。


2015年8月に行った時の記事(別ブログにリンク)



住所:株式会社アルゴスさん(新潟県妙高市東陽町1-1)と
 新潟県妙高市高柳1丁目17-11 の間の、野球場?っぽい広場 
 ※正確な住所不明。

参考文献:新井市史 上巻
 上杉謙信謎解き散歩 花ヶ前盛明編著


2006/8/17更新

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参考文献

参考にした記事載せたら追加していきます。


●歴史資料(軍記物語含む)
成立年が早い順に記載。

・上杉将士書上
 成立年:1615年(慶長20年3月13日)執筆
     1669年(寛文9年5月7日)幕府へ提出
 活字化:上杉資料集下巻


・上杉三代日記
 成立年:1614年(慶長19年3月3日)と書印された日記などを基に記したもの
  元禄年中(1688~1704年・江戸時代初期)に書き写した。
  1738年(元文3年正月)に、さらに書き写している。
 活字化:上杉資料集下巻


・北越軍談
 成立年1698年(元禄11年)
 軍記物。
 活字化:上杉資料集上・中巻


・鶴城叢談(かいじょうそうだん)
 著者:相浦弥税秀興(米沢藩士)
 成立年:1849年(嘉永2年・江戸時代後期)
 市立米沢図書館デジタルライブラリーで写本閲覧可能。
 活字化:山形県史資料編3


・甲越軍記 
 成立年:1823年以前(文永6年以前)
 軍記物。甲陽軍艦と北越太平記を基に編纂したもの。
 国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能
 ※閲覧できるのは明治時代の本。


・甲越信戦録 
 成立年:(江戸時代後期)
 軍記物。
 国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能。
 ※閲覧できるのは明治時代の本。
 現代語訳:戦国哀歌 川中島の戦い 甲越信戦録 現代語訳・解説付 岡澤由往訳


・温古の栞
 成立年:明治23~26年
 作成:温古談話会
 新潟県初の郷土雑誌。
 越後佐渡デジタルライブラリにて閲覧可能


●古地図
・越後頸城郡 春日山長尾謙信公古城の圖 元禄7年(1694年) 米沢市上杉博物館所蔵
 現存している春日山城最古の地図、と言われている。


・春日山城図 元禄15年(1702年) 新潟県立図書館
 作成:小寺弥三衛門 
 越後佐渡デジタルライブラリにて閲覧可能


・越後春日山古城圖 天保7年(1836年) 春日山神社所蔵


・春日山城形圖博 江戸時代(幕末)以降 林泉寺所蔵


・春日山城形圖博 慶応4年7月書替 府中八幡宮所蔵


・越州春日山城の圖 江戸時代(幕末)~明治時代初期 春日山神社所蔵


・天覧絵図 明治時代 上越市所蔵、森本家旧蔵



●近代資料
歴史資料に記載済みのは省略

・新井市史 上巻
 現在は新潟県妙高市。2005年に妙高市に合併されました。


・上杉謙信謎解き散歩
 著者:花ヶ前盛明
 上杉謙信関係史跡巡りしたい人にすごく便利。


●参考サイト
長岡市ウェブサイト
栃尾観光協会
 上杉謙信の初陣を飾った栃尾の観光サイトです。
 (上杉謙信が子供の頃にいたお寺の土地とも言われています)

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ブログ作った理由

理由としては、まぁ、弥太郎が好きだから。
なんで好きか…と言われると、なんとなく…。
孤高のイメージのある上杉謙信の傍に仕えてる怪力の武士ってなんとなくかっこいい!!からかな…。
あと、お酒好きすぎて突っ込みいれたい逸話があるところも好きです。



当の鬼小島弥太郎は、上杉謙信の幼少の頃からの家臣で、護衛をしていた怪力の武士ですが、
逸話が多いのだけど確実な史料がないため、実在しない人物だろうと言われています。

…とはいえ、ずっと実在しないといわれていた山本勘助(武田信玄の家臣。発見された書状では山本"管助"でした)も実在人物でしたし、いたらいいなぁと思っているのと、
実在していないなら、いつから伝承に現れたのか、どんな理由で作られたのか、モデルはいるのかなどわかるといいな、と思い、
ちょっとずつ調べたりしています。
アウトプットもしていった方が自分の頭の中でもまとまるというのもあり、ブログにしてみました。

そんな個人的趣味のブログです。
歴史の勉強を専門に行ったことがないど素人なので、多々間違いなどもあるかと思います。
その辺りはご勘弁の上での閲覧お願いします。

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